UCCのプロが教えるコーヒー豆の保存方法や挽き方を実践！挽く粗さ違いの飲み比べやペアリングも解説

UCCではレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーなど、種類豊富なコーヒーを販売しています。その中でもおうちカフェの時間を満喫する人が挽きたての香りや味わいを求め、コーヒー豆製品の購入が増加中です。コーヒー豆を購入する人の多くはコーヒーの産地や豆の種類にこだわっており、UCCでも日常シーンで飲みやすいコーヒー豆からフレーバーコーヒー豆、産地やブレンドにこだわったコーヒー豆、人気カフェチェーン上島珈琲店ブランドのコーヒー豆もラインナップしています。

ここからはUCCのプロとしてUCCコーヒーアカデミー東京校専任講師の村田果穂氏から教わった、【豆から選ぶコーヒーの楽しみ方】を紹介し、コーヒー豆の魅力を紐解きながら、コーヒー豆の挽き方や保存方法をより詳しく解説していきます。

コーヒー豆の挽き方として手動のコーヒーミルや電動コーヒーミル、本格的なマシンが使用されます。

手動では挽くスピードを一定にするのがポイントで、砕かれたコーヒー豆の粉が均一になるとおいしいコーヒーを淹れられるので参考にしましょう。また電動ミルを使用すると、手軽にコーヒー豆を粉末状にできます。製品によって水洗いができない場合もあるようで、刷毛やエアダスターでの掃除がおすすめとのことです。本格的なマシンを利用することでコーヒー豆をより均一に挽くことができるので、お家でこだわりの一杯を満喫したい人はぜひチェックしてみてください。

またチョコレートケーキと3種類のコーヒーを食べ比べ、同じケーキとペアリングしてもコーヒーの挽く粗さが異なるだけで、全体のハーモニーの違いを楽しめました。

細挽きはコーヒーのコク深い濃厚感がチョコレートケーキのまろやかさを引き立て、甘さに負けない存在感が特徴です。中細挽きでは酸味やコクがチョコレートケーキの味わいを引き立て、まったりとしたハーモニーを堪能できました。粗挽きは軽やかなコーヒーの味わいがチョコレートケーキの味わいと寄り添い、優しい余韻の心地よさが魅力でした。

一般的な粉のレギュラーコーヒーがおいしく飲める保存期間が7日～10日間程度に比べて、コーヒー豆は約1ヵ月と長期間でゆっくりと楽しめる「保存性の高さ」がコーヒー豆の魅力の3番目です。

保存方法は、冷凍庫での保存が一番のおすすめで、コーヒー豆の劣化を遅らせることができます。比較的手軽に保存できる冷蔵庫ですが、湿気や酸素による劣化を抑えるために保存容器には密閉性の高いタイプや真空にできるものを選ぶのがおすすめです。手軽な常温での保存方法ですが、豆を容器にそのまま入れてしまうと、紫外線や光によって劣化が進んでしまいます。常温で保管する時は遮光性に優れたコーヒー豆の製品のパッケージに入れた状態で、涼しくて風通しのいい冷暗所で保管しましょう。

やさしいほろ苦さに、酸味がゆっくりと重なるフレーバー感が特徴です。コーヒーの風味が柔らかい余韻と共に、すっきりとしたコクを感じさせます。

おすすめのペアリングフードは「イチゴのケーキ」です。やさしい甘さのクリームにマッチしたふわふわのスポンジ生地と、イチゴの果肉感やジューシーな酸味が贅沢に溶け合います。軽やかなコーヒーの風味とまったりと引き立て合う口当たりが魅力です。

ふくよかなコクとほろ苦さに、酸味が絶妙なバランスでまったりと広がるのが魅力です。やさしいコーヒーのコクがじんわりと溶け出し、奥深いコーヒーの風味が余韻として感じられます。

おすすめペアリングは上島珈琲の定番人気ケーキのひとつ「湯蒸しチーズケーキ」です。チーズケーキのまろやかな酸味とコクがしっとりと広がり、コーヒーの酸味やコクと重なる芳醇な口当たりが楽しめます。コクのあるしっかりとした味わいなので、コーヒーの風味とのバランスを感じる味わいでした。

ガツンと広がるほろ苦さと共にキリッとした苦味の余韻が特徴です。口当たりにはまろやかさがあり、コーヒーの奥深い風味が口いっぱいに広がります。

おすすめのペアリングは「ショコラフランボワーズケーキ」です。落ち着いた甘さのチョコレートクリームのコクにフランボワーズの酸味が溶け込み、エッジの効いたコーヒーの風味が全体をまとめた贅沢な余韻を楽しめました。

今回はUCCのプロが教えるコーヒー豆の楽しみ方を実践し、挽く粗さを変えた3種のコーヒー飲み比べとフードペアリンクを組み合わせて、ご紹介しました。

挽く粗さを変えることで、同じコーヒーでもコーヒーのコクや香り、味わいの違いが生まれ、フードとの組み合わせや気分で変化を楽しめるのが魅力です。またコーヒー豆の挽き方や保存方法を知ることで、毎日のコーヒーライフをより充実させられます。ぜひUCCのプロが教える豆から選ぶコーヒーの楽しみ方を試して、香り高く贅沢なおうちカフェの時間を過ごしてみてください。