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旅先やお出かけ先では、地元の美味しいグルメを堪能したいものですよね。今回紹介するのは、夏は避暑地として、冬は温泉やスキー場が賑わいを見せる山形蔵王温泉にもほど近い、いが餅の名店「稲花餅の里 さんべ」です。この記事では、お店へのアクセス情報やお土産情報、いが餅の実食レポートを紹介していきます。
山形県蔵王温泉の名物「いがもち(稲花餅)」とは?
「いがもち(稲花餅)」はうるち米を使った生地であんを包み、黄色く色付けされたもち米をのせた和菓子です。山形県蔵王温泉の名物として知られています。
もともとは「伊賀餅」という名前でしたが、大正の初めにお米の不作が続き、蔵王山神社に豊作を祈念したことから「稲花餅」という名前になったという由来があります。
いが餅の名店「稲花餅の里 さんべ」とは?
「稲花餅の里 さんべ」とは、観光地としても有名な蔵王温泉スキー場にほど近い場所にお店を構えている、創業50年以上にもなる喫茶店です。名物「いが餅」をはじめ、ブレンドコーヒーや自家製ぶどうジュースなどを味わえると地元の方はもちろん、観光客にも長年愛される名店として知られています。四季折々の景色を眺めながら、ゆっくりとした時間を楽しめますよ。
店内に入るとすぐレジがあり、レジ前にはいが餅のメニュー表やオリジナルの「いがもち」グッズがずらりと並んでいます。またこちらのお店のオーナーは愛猫家で、猫グッズの販売もしていますよ。
ペットも可!蔵王の大自然が望めるテラス席や店内でのんびりカフェタイムを♪
ここからはリニューアルオープンした店内の様子やイートインスペース、メニューについて紹介していきます。
四季を感じながら過ごせるイートインスペースも完備!
店内にはイートイン席があり、テラス席も完備しています。大きな窓の前にあるカウンター席からは、秋になると紅葉の景色を眺めながらいが餅を味わえますよ。
またテラス席なら、ワンちゃんと一緒にいが餅を味わえるのも魅力の一つです。避暑地として知られている蔵王ならワンちゃんとのお出かけにも最適な上に、一緒に涼みながらおやつの時間を過ごせそうですね♪
蔵王の景色と一緒に味わえるイートインメニューがおすすめ♪
店内メニューでは、隈笹の上に3個のいが餅がのった「いがもちの里」とドリンクのセットメニューを注文できます。相性抜群なコーヒーや抹茶の他に、自家製山ぶどうジュースもおすすめですよ♪いが餅を堪能しながら思い思いの時間を過ごしましょう。
心地よい風が気持ちいいテラス席でおすすめのいがもちセットメニューを実食!
蔵王温泉の名物として人気の「いが餅」。ぜひ訪れたら味わいたいものですよね。ここからはテラス席でいただいた、いが餅の実食レポートを紹介していきます。
いが餅には黄色く染められたお米が可愛らしく乗っており、ひと口でぱくっと食べられるサイズです。隈笹から口元にそのまま運んで味わうそうで、実際に食べてみると青々とした笹の香りがふわっと香りますよ♪
お餅自体はあっさりとした味わいな分、お餅からも笹の香りがしっかりと香ってきます。中にはなめらかな舌触りのこしあんが入っており、やわやわ食感のお餅と相まった優しい口当たりです。上にのったお米が食感のアクセントになっていました。
<おすすめポイント>
- 笹の葉に乗ったひと口サイズの餅菓子
- 上品な甘さのこしあんと優しい甘さのお餅が絶妙
オリジナルコーヒーと味わう♪「わがままセット」
まずご紹介するのは、味のあるカップに入ったコーヒーといが餅3個がセットになった「わがままセット」です。お盆には、いが餅の歴史について書かれた紙も添えられています。
ほんのり酸味の効いたコーヒーで、いがもちの優しい甘さとのマリアージュは格別でした。暑い時期はアイスコーヒーも注文できます。こしあんのコクとコーヒーのほろ苦さが絶妙なハーモニーを楽しめますよ♪
コク深い抹茶と味わう♪「きままセット」
続いてご紹介するのは、味わい深い抹茶といが餅3個がセットになった「きままセット」です。
抹茶はまろやかな口当たりで、ふんわりと柔らかく抹茶の風味が広がります。抹茶のほろ苦さが、いが餅の優しい味わいを上品に格上げしてくれる至福の時間を過ごせました♪
自家製ジュースと味わう♪「みやまセット」
最後にご紹介するのは、自家製山ぶどうジュースといが餅3個がセットになった「みやまセット」です。
自家製という山ぶどうジュースは、山ぶどう本来の酸味とじゅわっと溢れてくるような甘さのコントラストがたまりません。フレッシュかつジューシーな口当たりは、手作りならではの味わいです!いが餅の甘さとはまたひと味違う、おやつにぴったりな組み合わせでした。
知る人ぞ知る人気スイーツ「濃厚ソフトクリーム」
夏におすすめのメニューが「濃厚ソフトクリーム」です。さっぱり系のソフトクリームで、食べ進めるうちにコクが深まります。サクサクのコーンには底までぎっしりとソフトクリームが詰まっているので、最後の一口まで満足度の高い味わいです。
「稲花餅の里さんべ」のいがもちはお持ち帰りできるの?
稲花餅の里 さんべで販売されている「いがもちの里」はお持ち帰りもできます。1枚の隈笹に3個いが餅が乗っていて、5枚入りと10枚入りの2種類を購入できますよ!ただしお餅が固くなりやすいので、当日中の賞味期限です。
≪メニュー表≫
商品名 | 価格 |
---|---|
いがもちの里 5枚入り | 800円 |
いがもちの里 10枚入り | 1,600円 |
直射日光の当たらない場所で常温保管しましょう。持ち歩きの時間が長くなってしまうという場合は、帰りに立ち寄りたい旨を連絡すると対応してもらえるので安心です!
もし固くなってしまった場合は、蒸したり焼いたり、レンジで加熱して温め直しましょう。様子を見ながらじっくりと蒸すのがおすすめですよ♪
テイクアウトメニューはドリンクメニューも充実♪
いがもちはもちろん、ドリンクもテイクアウトできます。ブレンドコーヒーやロイヤルミルクティーなどのホットドリンク、アイスカフェオレやオレンジジュースなど豊富なラインナップですよ。蔵王へのドライブのお共に立ち寄ってみるのもおすすめです♪
蔵王温泉や蔵王スキー場からのアクセス情報を紹介!
「稲花餅の里 さんべ」は台風19号による土砂崩れの影響で、2020年12月にお店を童子平に移転し、リニューアルオープンしています。お店がなくなってしまったのではと、心配になった人も多いかもしれませんね。
蔵王ロープウェイ「蔵王山麓駅」から車で4分ほど、山を下った蔵王公園線沿いにあります。旧店舗の場所からは少し距離が離れているので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
そのほかの店舗で買えるの?通販は?
「稲花餅の里 さんべ」のいが餅は、現在通販ならびに他の店舗での取り扱いがありません。
たくさんの山形土産を販売している山形駅の「エスパル山形」や「ぐっと山形観光物産会館」でも取り扱いがない状況で、買いに行くにはお店まで足を運ぶ必要があります。当日中という日持ちの問題からお取り寄せも難しいようです。近くを通ったら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
「稲花餅の里さんべ」の口コミや評判は?
「稲花餅の里 さんべ」の口コミには、蔵王に来たら必ず寄るという人もいるほど、地元民にも愛されている様子が伺えました。またドライブやツーリング、スキーの帰りなどで立ち寄ったという人もおり、蔵王土産の定番として親しまれているようです。
一方で午後に訪れたら売り切れてしまったという声や、予約は必須というコメントもあり、その人気っぷりから買えなかったという人もいました。どうしても味わいたいという人は事前の予約がおすすめです。また朝一のいが餅はつきたてで、もっちもちのやわふわ食感が絶品だそうなので、ぜひ味わってみてくださいね♪
「稲花餅の里さんべ」の動画でもご紹介♪
こちらの動画は、2022年9月に伺ったときの様子です。自然豊かな蔵王温泉に佇むお店やいが餅などメニューの様子を紹介しています。
蔵王の大自然に囲まれながら「いが餅」を味わおう♪
今回は蔵王の大自然の中で美味しい和菓子「いが餅」を味わえる、「稲花餅の里 さんべ」を紹介してきました。
山形蔵王銘菓を味わいながら、新緑や紅葉を楽しんでみるのもおすすめですよ。ワンちゃんも連れて遊びに行けるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
店舗情報
<稲花餅の里 さんべ>
【住所】山形県山形市蔵王温泉1221-2
【営業時間】
・喫茶 9:30~17:00
・稲花餅販売 8:30~ ※売り切れ次第、終了
【定休日】不定休 ※公式SNSにてお知らせ
【電話番号】023-694-9538
※実食レビューは個人の感想に基づいたものです。感じ方には個人差がありますので、ご参考になれば幸いです。