金沢お土産で有名な和菓子店「柴舟小出」の山野草を実食！値段や口コミも

2024年5月30日

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金沢で愛され続ける柴舟小出は、金沢土産でも人気の老舗和菓子店として知られています。中でもほっこりとした味わいの「山野草」は金沢駅でも購入できる人気和菓子です。そこで今回は柴舟小出の「山野草」実食レビューと、値段などの商品情報も解説します。また石川県内や東京、大阪など県外の販売店舗情報、口コミ、通販でお取り寄せできる詰合せもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

柴舟小出（しばふねこいで）の「山野草」とは？

柴舟小出の「山野草」とは、山や野、草といった金沢の自然の様子をお菓子で表現した蒸し菓子です。「山野草」は創業から70年の節目の年、1987年に誕生しました。販売以来、柴舟小出で長く愛され続ける人気定番菓子です。

ほんのり広がる優しい甘さの蒸しカステラ

3種類の蒸しカステラの内、「山」と「野」は蒸しカステラと抹茶そぼろの2層になっています。一方で「草」は地元加賀の丸芋を使用した、かるかん風の蒸しカステラです。どこか郷愁を感じるほっこりとした味わいで、四角いキューブ型のコロンとした見た目をしています。

柴舟小出の「山野草」を実食レポート

ここからは山野草3種類の蒸しカステラを一つずつ実食し、解説していきます。3種それぞれの蒸しカステラの食感や風味、味わいを掘り下げていくので、ぜひ参考にしてみてください。

山野草（山）

封を開けると、蒸しあげられたしっとりとした香りが広がります。生地感はモフッとした口当たりの後に、もちっと感も感じられる食感でした。

しっとりとした優しい甘さが広がる蒸しカステラの生地と、抹茶が品よく香る抹茶そぼろの二層になっています。カステラ生地と抹茶そぼろの甘さのトーンや水分量が近いので、一口で一体となったしっとり感を感じられました。それぞれの優しい甘さが共鳴し合う、温もりを感じる味わいが魅力です。

山野草（野）

封を開けると、卵のコクを感じるしっとりとしたカステラ生地の香りが広がります。カステラ生地は、モフッとした食感の中に卵のコクもしっとりと溶け込んだ味わいでした。

ほんのりと感じられる抹茶の風味に卵のしっとりとした味わいが重なり、コクを感じられる味わいです。味のバランスは山よりコク深い印象で、抹茶そぼろとカステラそれぞれが際立っていました。

山野草（草）

封を開けるとまず感じられたのは、山芋の優しい甘さです。むっちりとした密度のある食感で、小豆の食感がアクセントになっていました。

山芋の優しい甘さや小豆の風味のふわっと広がる味わいが特徴です。口の中にじんわりと山芋の甘さが残り、まったりとしたコクと風味が余韻のように残る味わいでした。

「柴舟小出」や「山野草」の口コミは？

「柴舟小出」は石川県金沢市を代表する和菓子屋の一つとして、高い評価を受けています。特に地元では「こいでさん」の相性で親しまれており、丁寧な職人技が活きた美味しい和菓子が楽しめると人気です。

「山野草」は初めて食べた方からの美味しいという声も多く、リピーターも多いようです。SNSでは美味しいからおすすめされたという方や、頂き物で初めて食べてヒットしたという声も上がっていました。シンプル味わいなので、日常的なおやつから金沢土産など幅広い用途で支持されています。

柴舟小出の蒸し菓子「山野草」の賞味期限は？

柴舟小出の「山野草」は製造日から15日から21日程度、約2週間から3週間程度の賞味期限です。「山」と「野」は製造日から21日、「草」は製造日から15日と種類ごとに異なりますが、基本的に常温保存できるのでお土産として購入しても賞味期限に余裕を持って渡せるでしょう。ただし食品なので、夏場など気温が高い時期はなるべく涼しい場所で保管するといった心掛けは大切です。

金沢の店舗はどこ？東京や大阪で買えるの？

店舗情報はこちらから

柴舟小出の直営店舗は全て石川県金沢市内のみで展開しています。他にも金沢駅直結の駅ビルをはじめ、石川県内の各種ショッピングモールや、富山県の大和百貨店でも購入できるのでチェックしてみましょう。

東京都内では石川県のアンテナショップや日本橋三越、新宿髙島屋でも購入できます。その他県外では神奈川県の横浜高島屋や愛知県のJR名古屋髙島屋、大阪の阪急梅田でも購入可能です。ただし石川県外のお店では限られた商品ラインナップなのが特徴です。